【告知】フィルムカメラ点検会開催!

久しぶりのイベント開催のお知らせです!
お盆の最終日となる8月17日(土)・18日(日)の2日間、フィルムカメラの点検会を開催します📷🔧

協力して頂くのは、京都市内でフィルムカメラの修理サービスを行なっているハヤシショウタさん。
東京のカメラ修理店での下積みを経て地元である京都に戻り、現在は《1/1 filmcamera service》という屋号で活動中です。
主に国産35mmカメラやRollei35の修理を手掛けてらっしゃいます。

実は先日、店主えつこのOLYMPUS OM-1のメンテナンスを修理に出す機会があり、一緒に何かできるかなというお話もさせて頂いたのです。
フィルムカメラをメンテナンスに出したいけど、相談先がわからない。
お金も時間もかかるから、メンテナンスのきっかけがなかなか掴めない。
hibiのお客様にそういった方が何人もいることから、ショウタさんに出張点検会を依頼しました。
ショウタさんのフィルムカメラや修理に対する思いにもとてもシンパシーを感じたので、よろしければWebページでご覧ください◎

点検会では専用の測定器などを使って、カメラの状態から動作などの確認をひと通り行ないます。
あくまでも点検会のため、その場でのクリーニングや調整は行いません。
ただ、直接修理職人さんとお話ができる貴重な機会なので、気になる方にはぜひ足を運んでいただきたいと思っています。
(もしメンテナンスが必要だと判断された場合は、その場で修理の申し込みが可能です。)

 

私がよくお客様に説明するのが「フィルムカメラをおじいちゃん・おばあちゃんに例えてみてほしい」ということです。
hibiでよく見かけるフィルムカメラの不調によるトラブルも「とあるおじいちゃんが長年腰痛に悩んでいて、それでも我慢して病院にも行かずに、気合で趣味のマラソンに挑戦したらぎっくり腰になった」というイメージで例えています。
製造から何十年も経過したカメラは、経年などによってあちこちに不調が出てきます。
そういった現象は、人が年齢を重ねていくのに合わせて、足腰が痛くなったり身体が思うように動かせなくなったり…という症状と似ているんですよね。
機械であっても、同じ調子やパフォーマンスを維持したままでずっと使い続けることはむずかしいんです。

現在流通しているフィルムカメラは、一部例外を除いてほとんどが中古品。
昔の持ち主がしっかりメンテナンスをしていたり、とても大切に使っていたカメラだったらまだラッキーなのですが、実際にはそういうカメラはそこまで多くないと感じています。
人と同じで、調子が悪ければ明らかなサインが出ますが、サインが出ていなくても小さな不調を抱えているというケースもあったりします。
そういった見に見えない部分を確認するための健康診断的な役割として、今回の点検会を活用して頂きたいです。

 

点検会の詳細については以下の通りです。
需要があれば今後も定期開催できるかも…なので、対象のフィルムカメラを使っているユーザーの方はぜひお見逃しなく!