ポートレイトスタジオ【for a little beauty】のおはなし①

京都にとても素敵なポートレイトスタジオ【for a little beauty】がうまれました。
ポートレイトをメインにアナログフィルムカメラを使用した撮影をされています。
ただ場所を紹介するだけでは伝えきれないし、
この2人の魅力を伝えきれないのはもったいない!
そこでこの素敵なポートレイトスタジオをご夫婦で始められた、志賀望さん志賀大樹さんのお二人にhibiがお話をきいてまいりました!

第1回

写真をはじめたきっかけ。

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- 以前お会いした時は友人を介した機会だったので、今日はもう少し写真に寄ったお話ができればと思います。
以前お話した際に望さんが先に写真をやっておられたとお聞きしましたが、写真をはじめたキッカケは? やっぱりフィルムカメラからですか?

望さん そうですね。私は高校生からずーっと写真をやっています。
もちろんフィルムカメラでした。はじめたキッカケは、、高校の時に、、なんでだっけな、なんかのキッカケで、、
あ、あれだ!松たか子だ!

大樹さん え、そうなの?それは初めて聞いた

望さん 松たか子が凄い好きで。

- 意外です。笑

望さん 凄いミーハーな。笑

- 意外なスタートだ。笑

望さん 松たか子が表紙の本で、蜷川実花がいろいろカメラを紹介していた本があってそれを買って。
あ、面白そうって。すごい安直な。笑
それをこう、高校の写真部ってその頃すごい一眼レフブームですっごい登録人数で部員がすごい多いのにみんな面倒くさいから、
登録のための部みたいにカンジになっちゃってて。笑
登録人数がすごい多いのに誰もやらない。笑
でもそうなると暗室独り占めだし、
登録人数が多いから部費がいっぱい出る。笑

- 部費が使い放題だ。笑

望さん 使い放題。笑

- 最高ですね。笑

望さん ほんっとにすっごい湯水のように撮ってた。笑
すごい自由な高校だったので撮りまくって現像しまくってっていう。もうそれが凄い楽しくて。
なんかもうひたすら一人で撮りまくっていた。

- いい学校ですねぇ。

望さん ねぇ。いやもうなんか放任主義で。笑

- そこでがっつりハマった?

望さん がっつりハマりました。大学も日芸に入って写真学科で。ずっと写真。

大樹さん ずーっと写真やってますね。

- そこからもう写真の道へ

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望さん そうですね。なんだろうそのブレずにって言うとアレだけど。笑

大樹さん ブレブレ?笑

望さん ブレるのは写真の中ではブレてはいたけど。笑 写真というジャンルからは離れなかった

大樹さん そうだね。なんか、辞めるじゃないけどそういう時期もあったみたいですけど。

望さん 写真やってますって言うのをやめようっていう時期があった。

- そうなんですね。

望さん なんかやっぱり仕事にするのなんかはキツイなって思っちゃったりとか。あとなんか写真やってるって言うと、ちょっと芸術家っぽく言われるのも。。すごくなんか。。

- 負担を感じていた?

望さん まわりに本当に才能に溢れた芸術家みたいな人がいたので、なんかこう凄い居心地が悪かった。笑

- なるほど。笑

望さん ケイタとかさ。笑

- ケイタ?

大樹さん あ、経歴で言うと彼女は大学卒業してからパリに留学しているんですよ。写真だけじゃなく現代美術を学びに。その時の友達で。

望さん すごいだってさ!こうやって(腕組みしながら)、
「のんちゃんはさ何で写真撮るの?」って言われるんですよ。笑わかんないよ!笑
「写真っていうものはさ!」みたいな。笑 写真が悪みたいな感じで言われたりとか。

大樹さん あーなるほどね。

望さん そうそう。

大樹さん っていうなんかまぁ。なんだろうねのんちゃんは。

望さん なんなんだろうねぇ。ブレてんだかブレてないんだか。笑

大樹さん でも写真は取り続けていたね。

望さん そうだね。

次回へつづく【第2回 写真を撮るのは楽しい】

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