2022.10.23

poco写真展『mama』

秋の展示第2弾のお知らせです‼️
今月10月29日(土)からスタートするのは、たかまなほさんことpocoちゃんによる写真展『mama』。
pocoちゃんは、長くhibiに通ってくれている常連さんです。
また、今月8日(土)から開催していた写真展『ソナチネ』の作者・大鹿慎治さんのパートナーでもあります。

彼女の撮る写真はとにかく魅力的で、2019年には別のギャラリーで写真展を開催したこともありました。
数年を経て写真との向き合い方が少しずつ変わり、今回の展示では「普段SNSに投稿している写真だけではなく、今まで見せることのなかった別の視点から見える”私”を知ってほしい」というテーマを設定しました。

センスが光るpocoちゃんの世界観の裏側には、誰もが過ごしているのと同じ日常が隠れています。
嬉しいこともあれば悲しいこともある。
そんな日々の中で、どんな思いをめぐらせながらシャッターを切っているのか。
“ありのまま”の自分を”わがまま”に詰め込むことで、pocoちゃんらしさがまるごと伝わる内容になっています。

大鹿慎治写真展『ソナチネ』と、poco写真展『mama』。
恋人同士でひとつの展示を作るのではなく、2会期連続でそれぞれの展示を開催するというのが今回の見所です。
この2つの写真展は別々の個展になるのですが、「恋人という関係で過ごした約3年間」という共通の時間軸で展示作品の撮影時期が繋がっています。
慎治さんから見た日常と、pocoちゃんから見た日常。
どちらにもお互いのまなざしや思いが込められ、一つの節目として形作られた展示をこの機会にご覧頂きたいです。

10月11月と連続で楽しんで頂ける内容となっているので、ぜひ足をお運びください✨
以下、pocoちゃんからのメッセージです✍️

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初めましての方も
お久しぶりの方も、
こんにちは。
この度hibiのギャラリーにて
秋2つ目の展示をさせていただきます、
pocoと申します。
.
恋人のしんじさんと一緒にする展示の
第2弾となります。

タイトルは｢mama｣
ありのままに、わがままに、という意味が込められています。

写真を撮ることが当たり前だった日常では人とと会うことや話すこと、あらゆる事が怖くありませんでした。
ただある時期を境に、写真を離れようと思うようになったり、人に会ったり出掛けることに気を遣うようになりました。
私も、世界も、目まぐるしく変わっていきます。
写真を撮る機会もなくなり、人と会うこともなくなって、今までとは違う日常がメインになりました。

でも、離れてみても写真はやっぱりずっと傍にありました。
人に会わない中で目を向けるようになった、何気ない日常の風景や一瞬。
そういったものを少しずつ写真に撮っていくうちに、本来の自分が戻ってきたような気がしました。
ありのままに、わがままに、
この3年間撮り続けてきた大切なものたちを写真展｢mama｣という形に纏めています。

皆さんの周りにもたくさん存在する、
ちょっとした幸せや綺麗なもの、
暖かい気持ちや大切なひと。
展示を見ながらそんなことをふと思い出して
にっこりするような展示にしたいです。

それから、
10月8日からスタートする恋人の写真展と、その後に開催する私の写真展を通して、
これまでのこと、これからのこと、
自分や写真ともう一度向き合って、
もっとずっと
自分を好きになれたらいいなと思っています。

では
皆さんのご来場をお待ちしております。

ps
会期中、展示をより楽しんで頂けるように
｢図録｣を作ってみました。
この図録も写真展の一部になっていて
撮影したときの気持ちや背景、実は…の話しも読むことが出来ます。
写真展｢mama｣は図録を片手に展示を見てもらうことで完成します。
ぜひ、会場に足をお運びくださいね。