hibi7周年のご挨拶 -えつこ編-
本日8月7日でPhotolabo hibiは7周年を迎えました。
日頃からご来店・ご利用頂いている皆さま、応援してくださる皆さまのおかげで無事に今日を迎えることができました。
本当にありがとうございます✨
新しい8年目をスタートするにあたり、各スタッフそれぞれが綴るご挨拶シリーズ。
最終回となる今日は店主えつこ編です✍️
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「写真を楽しむための場所を作りたい」そう思い立ってから7年が経ちました。
正直、7年間もお店を続けられるとは思っていなかったので、7回目のオープン記念日を迎えることができておめでたい気持ちというよりは、びっくりしています。笑
ここまで続けることができたのは、hibiに来てくださる方やサービスをご利用頂いてる方、陰ながら応援してくださる方、皆さまのおかげです。本当にありがとうございます◎
これまで7年間hibiを続けてきて、いろんなことがたくさんありました。
ただ、今年ほど「お店という場所の価値について」ということについて考えたことはなかったと思います。
「もっと人が集まれるようなおもしろい場所にしよう」
そう思い立ち、今年の1月〜2月にかけて大規模なリニューアルを実行しました。
これまでの写真ラボの機能はそのままで、フィルムのオーダーがなくても気軽に立ち寄ってもらえるようにドリンクやフードを提供できるキッチンを新設し、イベントや展示をできるようにギャラリースペースを設けました。
リニューアルして半年が経ちましたが、とてもいい空間になったなと日々実感しています。
hibiに来てくれるお客さんと話せる時間が増えたり、お客さん同士で自然と繋がりが生まれるようになったり。
前よりもhibiに流れる時間がとても充実したものになった気がします。
春以降のコロナ禍で、hibiも2ヶ月ほどお客さんの足が遠のいていた時期がありました。
今は少しずつ前の状態に戻りつつありますが、誰にも会えないお店というのはこんなに寂しいものなのかと衝撃を受けました。
今やさまざまなお店でネットショップやテイクアウトが展開されていますが、お店という空間に留まることができずに人との接触もなくなった時「お店という場所の価値は何なんだろうか?」とふと考えたのです。
“Photolabo hibi”という場所には写真やフィルムやちょっとおもしろいことが好きな人が集まり、そこで小さなきっかけが生まれたり出会いがあったりすること。
また、遠方で会えない方にも「いつか行きたい」と思ってもらえるような魅力を作り発信していくこと。
それがPhotolabo hibiという場所の価値だと自負してお店を続けてきました。
これからもそうでありたいと思う一方で、このコロナ禍に対応していけるのかという不安も抱えています。
とは言っても、世界規模で起こっている出来事に小さなお店がジタバタしても仕方がないとも思っています。
私達の仕事はいわゆる「不要不急」と呼ばれる業態そのものなので、今になって「写真屋の重要性や価値について」なんてことを考えても仕方がないんです。
なのでこれからもhibiらしく、楽しくておもしろいことを追求しながら動いていこうと思います。
できることをやりつつ、可能な範囲内でこれまでの日常を続けていく。私たちにできることはそれだけです。
また1年間いろんなことを乗り越えて、皆さんと笑って8年目を迎えることが目標です。
明日からも変わらず、Photolabo hibiという場所で皆さんに会えるのを楽しみにしています。
8年目もどうぞよろしくお願いします。
Photolabo hibi 松井惠津子